楽器見学

浜松に行ってきました。

8時に新宿をバスで出発。

浜松までの約3時間強、車中で野村氏のオリジナル楽器に関する話を伺う。

話は楽器を主軸に多岐にわたり、大変、面白い。

朝が早かったので、眠くなってしまうのではという心配は無用なものとなった。

博物館到着後、北風の吹く中、浜松といえば・・・のうなぎを食べに行きました。

その後、いよいよ野村先生の説明つき、参加者による試奏可能の見学ツアー開始!!

詳しい楽器に関する説明はすっ飛ばす事にするが、この博物館チェンバロのめだまであるフレンチ・チェンバロ

ブランシェに酔いしれる。装飾もすばらしいけれども、香りたつような音。凛とした音。



(ピンボケですみません)

家にあるチェンバロもその片鱗がある。良かった。

こちらは面白いイギリスのカークマン

蓋が足ペダル(右)を踏むと自動で開く。蓋の開け閉めで強弱が出る!



別の神経がいります・・・足に。

後は、美しいピアノフォルテ2台。



ウィーン式フリッツ作



やはりウィーン式 マーシャル作

チェンバロ奏者には、指にはじく感触が一番心地よい、自分の居場所を感じます。

音はチェンバロに近い初期ピアノでも、はじくという機構は、打つ(たたきつけるにしても、突き上げるにしても)機構になっているので、私の感覚では難しい・・・相容れにくい感覚があります。

器用では無いのでしょうね。

あっという間の3時間程が過ぎ、帰りのバスでは、しらす弁当を堪能しました。



コメント

楽器見学 — 6件のコメント

  1. フレンチチェンバロのブランシェ?装飾が素晴らしいですね。そして、折れてしまいそうな猫足♡
    はじく感触と打つ感触・・違うのでしょうね。
    私は知り合いのチェンバロを弾かせてもらったとき、思っているようなリズムやアーティキュレーションが出来ず、焦りまくりました 苦笑
    うなぎにしらす弁当、美味しそう♪ 私も夕飯作らなくちゃ!

  2. ブランシェの楽器みたいに派手な装飾のある楽器は美術的価値で保存されていた場合もあるようですが、カークマンのように素っ気無い外見の楽器がよくきれいな状態(?)で生き残っていたものだと妙に感心。ペダルのせい!?
    オルガンの音量ペダルを先取りしてますね。

  3. うなぎとしらす弁当に反応している私です・・・ああ美味しい和食が食べたい・・・
    さて、チェンバロ、音が聞きたいですね~こんな優雅な美しい楽器から出てくる音色はどんなかしら♪

  4. スザンナさん
    普段ほとんどピアノは弾かないので、試奏のときにかなりうろたえました・・・。
    ピアノを音大生を終了するまで弾いていたのに。 オルガンのほうが大丈夫です。
    しらす弁当が妙に美味しかったのです。ビールもついてたし・・・バスで帰るだけだったし・・・。

  5. めぎさん
    シラスは美味しかった~
    偽装オリジナル楽器も実はここにはありました・・・。ハンブルグにもありました。どこでも、悪事をする人はいますね。そういう楽器にかぎって装飾が豪華だそうです。そして、古ぼけさせるという。
    うなぎはちょっと大味だった、養殖ものかなあ。

  6. Chinoiserieさま
    コメントありがとうございます。フランス語できましたね。良くご存知の方とお見受けしました。カークマンは現存数が一番の楽器です。2番はルッカースで、カークマンはフォルムがその後にもてはやされたピアノに似ているのもあるからかもしれませんし、空襲が少なかったイギリスの楽器だったからか、市民の敵=貴族の楽器にみえる豪華さが無いからかもしれませんね。リュートストップ他使いこなしたら面白い楽器です。フレンチには出来ないパフォーマンスが出来るでしょう。

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