ロビーコンサート他

今日から月曜日。梅雨時期特有のジメジメ感がいっぱいです。
楽器には本当にきつい時期です。
そんな季節の中、先日我が市の市役所でロビーコンサートに主演してきました。
これは市役所と市の財団が行っているもの。市役所入口のロビーに椅子を並べて行います。今年度は全6回あるそうで、私はその1回目。
季節がら、わざとスペイン・・ラテン系の曲を集めて、友人のギター奏者と一緒に演奏しました。[るんるん]
市役所縮小版.jpg
最初のみ、ベートーヴェンの2重奏・・・この時代(市民革命の後)でも、貴族の楽器の象徴のように嫌われたチェンバロを大事にしていた館もあったのでしょうか、マンドリンとチェンバロのために作られたものがあります。
そのあとには20世紀の盲目の作曲家ロドリーゴの「ある貴紳のための幻想曲」からエスパニョレッタ。これは昔から好まれた旋律で、バロック時代にも多くの作曲家がこれに基づいた曲を作っています。ギターとオーケストラの作品をアレンジしました。
次のD.スカルラッティのソナタ。大変スペインくさい旋律を持ったソナタを選びましたけれども、最後の部分にはとってもイタリア的な走句が現れて、イタリア人の作ったスペイン風な曲に思わずにやにやしてしまいます。
ここではギターソロ。タルレガの「アラブ奇想曲」。会場がすっかりスペインとアラブ風の空気に包まれました。
最後はボッケリーニの「序奏とファンダンゴ」。思い切り、フラメンコ的な曲で締めくくり、終わった後には、楽器に興味を持ったお客様がどっと押し寄せて、なかなか熱気に満ちた演奏会になったようです。
もう少し響きがある場所だとチェンバロには良いのですが、身近に接して頂くことも大事ですよね。
さて、アメリカに行っている娘は、2年の寮生活から解放されて、大学近くのアパートメントを韓国の方とシェアして住みはじめました。
erika apartment縮小版.jpg
冷蔵庫はあるの?冷房は?駐車場は?・・・と心配してしましたが、すべてあるそうです。テキサスは広いし、物価が安いんですねえ。家よりずっと立派じゃ~ん[ふらふら]


コメント

ロビーコンサート他 — 4件のコメント

  1. いろいろご活躍ですね♪
    お嬢さんの生活の場も落ち着かれて、、、大学生活を楽しまれてるんですね~
    ほんとに素敵なアパートですよね、戻れるのならやり直した~い!!

  2. なるほど、スペインもののコンサートは素敵なプログラムだったのですね。
    ベートーヴェンの曲は知りませんが、あとはよく知った曲ばかり。
    レスピーギの「シチリアーナ」も「スパニョレッタ」ですね。
    ボッケリーニはいいですね。
    血が騒ぎます。(^_^)

  3. スザンナさん
    いえいえ、お仕事ですので、演奏する機会は大変うれしい時間です。
    娘は・・・明日からサンフランシスコの大学で夏のみ勉強するようです・・・いいな~

  4. nyankomeさん
    きっと知っている曲ばかりであろうと思ってはいましたが・・・。スペイン風の音階は良いですね。また、何回もそうされるバスライン・・これが堪りません(*^_^*)

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