チェンバロは見た目から、どの国のタイプの楽器か分かります。
始めた頃は私もよく分からなかったのですが、本当にはっきりと様式が違います。
オリジナルはその顕著さが出ていて、もはや音が出ないものでも、関心をそそられます。
大きく分けると4つ
フランスタイプ(フレンチ)、イタリアタイプ(イタリアン)、フランドル<=オランダ、北ベルギー>タイプ(フレミッシュ)、ドイツタイプ(ジャーマン)です。
今日はこの中から、2つオリジナル楽器ご覧になってください。
まずフレミッシュ
特徴:楽器の内部の茶色にみえる細かい模様は、版画で刷られた模様(紙)で、貼ってあります。この紙が貼られている楽器はフレミッシュと考えてまず間違いないです。
後は、足に特徴があってこけしを作るような工法で木を回して形創る、丸い部分、こういうのを見ると「フレミッシュしてる~」と言ってしまいます。
で、こちらはイタリアンかなり細身で出来ていて、一段鍵盤がほとんど。弦楽器を横にした様な雰囲気です。
きれいな外側の(ふたの内側に絵が書かれています)ケースの中に、やはり弦楽器のように木目で仕上げられた楽器が入っています。
もうひとつ。
足がこ~んな豪華のもあります。
では、仕事に行ってきます。
うわぁ、最後のチェンバロの彫刻は素晴らしいですね。
移動は難しいかしら?
お国柄がでていて見ていて楽しいです。
さすがイタリアですね。楽器なんだか、調度品なのか・・・両方なんでしょうね。
楽器自体は上だけはずせるでしょうから軽いと思うのですが、脚部分はたいへんでしょう。
この足はすごいですねー。
うるさいくらいの主張ですね。
でも、イタリアの豪華な調度品の中にあると、これでも目立たないんでしょうね。
うわ、めぎさんだ。どうも。
イタリアでは普通に見えました。帰ってから見直してびっくり。様式って面白いですね。