エジンバラ大学 鍵盤楽器コレクションより その2

歴史的な鍵盤楽器には、今のグランドピアノ型のチェンバロももちろん多いのだが(これってピアノが後だからよいたとえでは無いけれど、認知度からいうとこうなってしまう・・・)、箱型の楽器も多い。
チェンバロのように爪で楽器をはじき上げるもの。これはヴァージナルとよばれる。これには詳しく言うと2通りあって、本体が長方形のものはフレミッシュ・ヴァージナル(または、英国式)で、多角形のものはイタリアン・ヴァージナルという。この楽器は長方形のアウターケースに入れられていることもある。そんな楽器がエジンバラにあった。
Alexander Bertolotti, 1586年 の多角形ヴァージナル
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これ以外に英国式の綺麗な楽器があったけど、写真を撮り忘れたので、載せれません・・・。
もう一つ、長方形といえばクラヴィコードがある。
クラヴィコードは鍵盤の延長線上に付けられたタンジェントと呼ばれる金属片が絃をしたから押し上げて音をだす。この音を出すといっても、大変に小さな音・・・でも、魅力的なその音は聴いたら忘れられないものがある。その楽器は木目が多いのだけど、エジンバラには綺麗な色で装飾された楽器があった。
それはこれ。Johann Adolph Hass, 1763年
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まだまだ、素敵な楽器がいっぱいありましたよ~~。


コメント

エジンバラ大学 鍵盤楽器コレクションより その2 — 3件のコメント

  1. Ceciliaさん
    お久しぶりです。この博物館の名前がSt Cecilia 思い出しましたよ!
    クラヴィコードにはめずらしい装飾ですね。

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