楽器博物館

昨日これを書いていたら、突然PCの故障でなくなってしまいました・・・。そして、ゆっくり夜中にやろうと思ったら、メンテナンスで出来なかった。うまくいかないものですね。

さて、今回は楽器博物館の話。

私の所属する古楽研究会では、チェンバロという楽器演奏だけでなくその背景にあるものも同時に学ぶ事をモットーにしています。というのも、時代が古くなればなるほど、それを取り巻く環境を知る事、体験する事は、真実を知る上で大事な事だ・・・という、創設者の考えに基づいています。

なんて書くと難しい話になりそうですが、好きなものが出来るとその周りの事も気になる・・・のと同じ。

その一環で我が研究会は過去に2度、海外の楽器を見にそして試奏しに出かけました。

個人では、中々対応してくれない所でも、団体、しかも演奏家、勉強中の面々の大体だと、かなり可能になることが多い。ドイツ、とイタリアに行きました。

で、今回は日本にある楽器博物館「浜松市楽器博物館」に来月3日に行きます。



全世界的に博物館では試奏は出来ない風潮の中、前述のような団体である事と、強力なサポーターを介して、試奏付きの見学は可能になります。今回は、私がチェンバロを始めた頃、バイブルのようにほとんどのチェンバロ勉強者が手にしていた「チェンバロの保守と調律」の著者であり、楽器研究者の野村満男氏の協力の下、実現しました。ありがたい事です。

こちらには、私のもっているフランスタイプのチェンバロのモデルとなった製作家のオリジナル楽器があり、しかも今回試奏可能という事で、大変待ち遠しい。(ブランシェ)それいがいにも、数々のフォルテピアノが私たちを待っています。

ピアノに興味ある方、見た目も美しい調度品のピアノを是非ご覧になるようお勧めします。(決して博物館の回し者ではありません)以前、チェンバロを運送業者に運搬をお願いしたら、ピアノ運搬担当者ではなく、美術品運搬担当者が来た事にびっくり!でも、本当に神経を使った運搬に感激しました。ちなみに、保険も楽器ではなく調度品扱いになります(損保保険だと)。

普段見慣れているものの形を今一度ゆっくり眺め回すと、なんとも面白い発見があったりしますが、この楽器見学も、音、形、仕組みを体感すると、突然不思議に思っていたことが、一瞬で理解できたりします。それが、楽しみです。

追伸:メイ猫ちゃんの舌はまだ良くなりません・・・毎日お医者さんに行ってますが、私に疲れが一日出ました。


コメント

楽器博物館 — 8件のコメント

  1. 楽器博物館の試奏、楽しみですね!どんな感じだったか、ぜひお聞きしたいです。
    メイちゃんの様子が辛そうで、なんだか私も写真を見ながらため息です。早くよくなりますように。
    そろそろ師走ですね。お忙しいところでしょう。ネコタマメイさんもお体にどうぞ気をつけて一年の締めくくりを乗り切ってくださいね。

  2. メイちゃん、早く良くなりますように・・・。
    全くの素人の私たちが試奏してももったいないだけですが、ネコタマメイさんたちには当然試奏する権利があると思います♪
    私も行きたくなりました。
    新しい高速道路を使えばたぶん浜松も近いので、道路が凍結しないうちに行きたいですが、来年になるかなあ??

  3. 昨夜のソネブロは本当に変でした。私も消えこそしませんでしたが、アップするのに時間がかかって、途中で萎えました 笑
    浜松の楽器博物館、いいですね、私もいつか訪れたいです。
    そうなんですね、音楽家の集まりで行くと試奏できるのですね、楽しそう。
    メイちゃん、ちょっと辛そうですね。はやく良くなりますように。
    ネコタマメイさんも、お体ご自愛くださいね。

  4. めぎさん
    どうもありがとうございます。メイちゃんは今日は病院お休みなんで行ってませんが、ケージを見ると逃げるのです・・・。な~んか可哀想。
    めぎさんのようにデジカメを持っていって、色々博物館では撮ってきますね!!

  5. Ceciliaさん
    今晩は。浜松は前から行きたかったので、楽しみです。楽器修復に関わった方が、知り合いなので、一人でも入れてくれるとは言っていましたが、複数で行くと弾き、聴きが出来るのでとてもよいです。
    児童文学者の那須田稔さんて知ってますか?浜松の方で、その方の息子さんが大学の同級生で、音友で評論書いてます。

  6. スザンナさん
    どうも、ご心配頂いて恐縮です。
    PCにはやっぱり慣れません。難しいものですね。なんとも無い時は大丈夫ですが、一度、へんになるとお手上げです。
    牛若君の生い立ち知りました・・・なんて人間て残酷なんでしょうね。
    メイちゃんの病院通いで色々な子たちが通院していて、メイちゃんはまだとっても良いほうかもしれません。早く治る事を切に祈っているのですが。
    武蔵野音大にも面白い楽器がありました。今はどうなっているんだろう。しらべてみるかな。後、民音がオリジナルピアノを収集してますね。

  7. 聞く所によりますと、武蔵野音大では、5人以上、集まれば、ガイド付きで説明をしてくださるそうなのですが、どなたかいってくださる方は、いらっしゃいませんか。出なかったら、旅行会社にツアーを作るようにお願いしてみようかと。
    浜松のほうへも是非行ってみたいです。ついでにヤマハの工場見学もバスツアーの中に入れてほしいです。

  8. マリーアントワネット様
    そうでしたか!武蔵野調べてみましょう。ガイド付きでも試奏が出来ないとあまり面白くはないですけれどね。行きたい方はかなりいると思いますが・・・。
    浜松は良いですよ。是非行ってください。ヤマハとなると守備範囲外ですが、関係者はしってます。

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