少々更新が遅くなりました。
今回はボローニャのお話
と計画していましたが、その前に、これは書かなくちゃな~と思うので、
フィレンツェ泥棒未遂事件を。
この旅程中、フィレンツェに宿をかりて、そこから近隣の町に出かけていたのですが、
私たちが泊まったホテルは4つ星(でも、3つ星程度だったけど)で、集団で泊まり、しかも、駅から近く、また、フィレンツェの街中を歩くのにも良いホテルをとったのです。
中は、フィレンツェの多くの小規模、中規模ホテルがそうなように、歴史のにおいがする建物。
バスタブはちゃんとあり、セキュリティもしっかりしてそうなホテル。
クローゼット内のセキュリティ・ボックスに貴重品を入れて、外出していたのだが、
2日目にして、私の部屋ではないが、入れたものの順番が微妙に変わっている・・・と感じる部屋があった。
多少、気にはなりながら思い過ごしかな…と言いながら、次の日はピストイアに出発。
その中で、1人はフィレンツェの大聖堂でのミサに出席してから、ピストイアに来る事になっていた。
彼女が少々予定より遅くなって到着した時、びっくりする話を聞いた。
彼女がミサに出席後、そのまま駅に行く予定であったが、虫のしらせか、途中にある宿の自分の部屋に立ち寄った。すると、誰かがクルーゼットの中にいて、何かをあさっている。
語学堪能な彼女は「何をしている!!」と言いながら近づき中をのぞくと、セキュリティ・ボックスが開いているではないか。
そこで、問い詰めると「ごめんなさい、ごめんなさい…」と言う。そこで、首根っこをつかんで彼をフロントに連れて行き、責任者を呼ぶ。しかし、責任者は不在。その次の立場の人が来る。すると、彼はセキュリティ・ボックスを点検していただけ・・・と言い始める。彼女は頭にきて、ドイツ語の入った(ドイツに住んでいる!)イタリア語で、ポリスを呼んで!現行犯なんだから。とまくし立てると、応対した人はたじたじに。そこで、未遂ではあるけれど、これから他の部屋でこのような事が起こったりしたら、出るとこに出ますから、と多少おどし、自分がピストイアから戻った時に、責任者と会うか連絡を取れるようにすることを約束させて、その場を後にしたそうだ。
ピストイアから戻った時に、すべての参加者が貴重品をチェックしたが、とられたものは無かった。本当に、予定外の宿への彼女の立ち寄りが未然にこの泥棒事件を防いだ事になる。その後は、貴重品はセーフティ・ボックス(全然セーフティではない!)ではなく、フロントの鍵つきの金庫に、預けるものを目の前で確認させて袋に入れ、封をし、さらに念書を書かせて預ける事にした。
後で、フィレンツェ人に話を聞くと、宿を経営している人はきちんとした人が多いのだが、従業員の中には地方から、他の国からの出稼ぎの人も多いそうで、そういう人の中には、手癖の悪い人もいて、頭が痛いそうである。
日本人だから甘くみられたのか、このようなツアーなので、出たら夕方まで帰らないと思われたのか、どっちにせよ、貴重品の管理は相当気をつけねばならない。
というわけで、ボローニャは次回に。
おまけで、おととい自動車で山手道りで中野坂上あたりを通過中に、空と明かりのついた建物のコントラストがあまりにキレイだったので撮った携帯写真を載せときますです。
もう一つおまけ・・・
実はハープも弾いていて、そのハープでの演奏のコンサート情報のせときます。弾くハープは、ガット弦の半音階も弾けるスパニッシュ・ハープです。この下のサイトの中に出てきます。
http://www.sugibun.net/
ご友人に nice! ですね。
海外では、ホテルの従業員もグルになって、なんて話はよく聞きますね。
ご無事で何よりでした。
私もセーフティボックスは使わないようにしています。
ワタシは、まだ、海外で何かを盗まれたりする事とかは、運良く?ないですが、気をつけなきゃいけないですね!!
イタリアか…。
先月シゴトで、オペラに関わる事をやっていて、イタリア語辞典を少し読んでいたので、危ないときに言う言葉を調べてみようを思います♪
未然に防げてよかったですね・・・。一番怖いのはパスポートを盗まれたりしたIDの盗難ですからね・・・。
私はどこへ行ってもセイフティーボックスは使わないですね。信用していないです(笑) 自分のスーツケースやかばんに鍵を閉めて入れておきます。これで大丈夫かどうかはわかりませんが、今の所大丈夫です。こじ開けられたり、スーツケース自体が無くなったら、さすがに警察沙汰ですしね。今迄海外で色々な事経験しましたが、一度だけ現金を盗まれました。自分の不注意だったのですけれど、悔しい思いをしました。
やっと見つけました。
結構たどり着くのに苦労しましたよ。
これからは記事を楽しませていただきます。
ところで泥棒さんも見つかった相手が悪かったですよね。
YAPさん
本当にぞっとしましたが、見つけた人がすばらしかった。
私は、首根っこつかむって出来ないかも。
セーフティーボックスって恐いものですねぇ
nacさん
前に行った時、うちの気のいい旦那が、ダンボール持ってジプシーっぽい女の子集団にウフッツィ美術館の前で囲まれて危なかったです。後ろポケットに財布が・・・それを狙ってたようです。
Zunkoさん
良かったです。パスポートなど恐いですからね。
私もそれから、自分のものはカバンの中。
メンバーから預かったものは、フロントにとしています。
日本での安全さと無防備さは帰ってくると、びっくりしたり、私でも盗める・・・と思ったりしてしまいますね・・。やば。
Praetoriusさん
って誰かな??心当たりは数人・・・。
きっと捕まえた人を知っているのよね。ヒント下さいな。
すごかったね。
あわわ、大変でしたね!
うちはいつも安ホテルに泊まっている所為もありますが、ホテルに貴重品を残すことは、うちのドイツ人は絶対にしません。
パスポートも常に持って歩きます。
今度、ピサへいらっしゃるときには、またまたお邪魔させていただきます。(妻は来なくていいといっています。。。)
めぎさん
お返事遅くなってしまった。貴重品を持って歩くのも、恐いときがあるけれど、持っていく方が良いとこの事件で痛感しました。
Preatorius氏
ピサ早く行きたいものです。こなくっていいって?!でも、写真班はいるし、防犯にもなるし…って失礼しました!!