ヴァージナル

今日はチェンバロの中のヴァージナルについて。

イギリスやネーデルランド(今のオランダ&北ベルギーあたり)で好まれていた楽器がフレミッシュ・ヴァージナルと呼ばれていて、横長長方形で、フェルメールの絵に「ヴァージナルを弾く女」とかで数点書かれています。

これはフェルメールではないですが。

この絵のように横長で鍵盤がその箱の中につくられているのに対して、鍵盤が前に出て、多角形スタイルがイタリアン・ヴァージナルです。大変華奢に作られていますが、音の立ち上がりはすごくはっきりしていて音量もかなりです。



これは久保田工房作のイタリアン・ヴァージナルです。

ジャック(音を出すつめが付いている木のアクション・・・音をはじき上げる部分)が響板内にある為、残響は通常のチェンバロに比べて多い。鍵盤の長さが一定ではないので、ちょっと弾くのは難しさもあります。フレミッシュスタイルは音が暗めの感じ。イタリアンは明るい音色。

イギリスのエリザベス一世はこの楽器の名手だったそうです。

聴いて見たいものです。












念頭にあたり・・・

義母が数年欠けて100円玉を大きな貯金箱に貯め、1月2日にあけて数えたら、16万近くもありました。ちりもつもれば・・・って本当です。なにかこつこつ私もやろうかと思いました。その100円玉と貯金箱です。


コメント

ヴァージナル — 4件のコメント

  1. ネコタマメイさん、こんにちは。慌しくしているうちに時は過ぎ去り、お返事できないままドイツへ戻ってきてしまいました。ごめんなさい。
    ご家族や猫ちゃんが具合悪くなることがたびたびあって、大変な一年でしたね。今年は皆様、健康で過ごせますようにお祈りしています。
    さて、プレゼントの件ですが、「プロフィール」のところにご連絡いただければ、ドイツからでもお送りしますよ。もうすぐお誕生日とのことですし、ぜひ!

  2. めぎさん
    お帰りなさい・・・で良いのかな。
    お疲れがでませんように!
    「プロフィール」に今から書きますね。

  3. 本当に小さいのですね。(ポジティブオルガンもですが・・・。)
    「ソールズベリ伯爵に捧げるパヴァーヌ」をこの楽器の演奏で聴きたいです。

  4. Ceciliaさん
    小さくて軽いです。でも、楽器の調整が中々難しいです。「ソールベリ伯爵」はバードの、ブルのどちらがお好きですか?この時代は独特の世界があって好きです。

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