見分け方 その3

今日はフランスタイプのチェンバロ・・・フランスではクラヴサンと呼ばれる・・・の特徴を書きましょう。

一口に言うのは本当は250年程の中で、時代で違うのですが、一番顕著な特徴を書くことにしています。

イタリアンが細身で弦楽器的、ジャーマンが先のほうが丸みを帯びているものが多いと前に書きましたが、フランスの一番の特徴は脚がネコ脚、または蹄のある鹿などの脚を模倣した、流線的なものであること。そして、低音のふくよかな響きが好みであったようで、低音の音域が広いこと。鍵盤がいまのピアノと白黒逆が、かなり好まれていた事が挙げれます。



蹄脚の方です。

また、蓋の内側には油絵が書かれている事も多く、先日のジャーマンチェンバロのような「東洋趣味」が一面に描かれている事もあります。

もちろんまっすぐな脚もあります。

こちらはネコの脚のシルエット後ろ脚が似てますね。

ぼけてますが、ネコ脚の例

優雅に見える脚だそうですが、どうも私には、がに股で、とことこと逃げていきそうに感じてなりません・・・。


コメント

見分け方 その3 — 4件のコメント

  1. それぞれお国柄が出ていて、とても楽しいです。
    私的にはフランスのクラブサンが好きかも。
    にゃんこちゃんのシルエット、かわいいです♪

  2. ニャンコちゃんにお褒め頂きありがとうございます!今、ちょっと悪さをしていたので、こらっと怒ったら、ふて寝してます~

  3. これまでの「見分け方」に載っているような、途中にごろんとしたものが入っている脚ではなく、曲線のは優雅ですね。個人的には上の白いのが一番美しく感じます。でも最後の緑のはなんだか蟹股過ぎのような・・・気のせいかしら?
    私も一つ猫の写真を載せました。お時間のあるときにぜひご覧くださいね。

  4. 私もがに股に感じます。一度そう思うと、優雅に見えなくなっているこのごろ・・・。音もおきかせしたいものです。
    そちら、早速見せて頂きました。うふ。お子様ステキ

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