イタリアオルガン事情その5

イタリアの話の続きです。本来はオルガンの話ですが、その前に・・・

フォレンツェに入る前日に、参加者有志で、ワイナリー見学にも行ってきました。

フィレンツェ郊外のワイナリーMontagliariというところに行きました。

トスカーナのワイン畑、この葡萄がワインになるのね…と思った後、内部を案内して頂いた。

個人の名前が入った樽、

小さな樽は、通常のワインを月日をかけて濃縮させた、Riservaで、褐色色をした、大変濃厚な味になったもの。

試飲場所で、様々なタイプのワインを飲ませていただいた。

私はワインには弱いほうで、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりするのだが、キャンティクラシコはさわやかでいくらでも飲めてしまう。しかも、悪い酔い方はしない。

 ここで、日本持ち帰りは3本なのだが、6本購入。



そのうち3本はフィレンツェのホテルで飲む。いくら飲んでも、気持ち悪くならない・・・どころか良い気持ち。

日本で飲むと気持ち悪くなるのはきっと防腐剤のせいなのかもしれない・・・。

このワイナリーでは、ワインから作るバルサミコも売っていた。高いものだと、本当に小さいビンで5000円!!

味見をしたけれど、やはり美味であった。

そのようなイタリア文化を堪能してのオルガン試奏は夢の連続でありました。

フィレンツェ、アルノ川を渡ったところにあるS.フェリチタ教会では、参加者全員がゆっくり触れる時間をたっぷりと取って頂いた。「鍵盤はチェンバロより軽いかもしれない・・・」という言葉に納得がいく1572年以前に作られたここのオルガンは、一段鍵盤、足鍵盤はやはりプルダウンと言われる紐で低音の鍵盤と結ばれた形を持っている。他の場所のオルガンが鍵盤が聖堂側に出ているのに対して、鍵盤は聖堂から見えない後ろ側、つまり鍵盤の向こうにパイプが並び、その向こうに聖堂があるという構造。

その後、有名な捨て子寺院として名高い建物のならびにあるSs.アンヌンツィアータ教会へ移動。ここでは、案内をしてくれたメニケッティ氏の演奏を聴くのみ・・・といってもそれも、素晴らしい事であるのだが・・・。欲が出てしまう。

これで、フィレンツェの歴史的オルガンはおしまい。次回はピストイア。


コメント

イタリアオルガン事情その5 — 4件のコメント

  1. ワイナリーって楽しいですよね!私も何度か行きましたが、またいきたーい!今度はもっとお金いっぱい持ってたくさん買いにいきたーい!と思ってしまいます。6本買って3本はホテルで飲んでしまったって・・・うふふふ、私もいつもそんな感じです。

  2. オルガンの試奏にワイナリー♪ 楽しそうです。
    普通の観光ではなかなか体験できないことですね~
    防腐剤の入っていないイタリアワイン、美味しそう♡
    12年もののバルサミコ酢がかかっている料理をいただきました、めちゃくちゃおいしいですね!でも自分では買えません!!^^;

  3. めぎさん
    ワイナリーは楽しいですよね!
    ドイツもいっぱいあるんですか?あるとは思うんですが、あまり知る機会が無いな~

  4. スザンナさん
    ヨーロッパは見る、しる、味わう・・・素晴らしいものばかり!
    私にとってよだれの連続です。
    バルサミコは美味しかった。高いのも許せる味…。でも、買えない~

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