フィレンツェではまず、メディチ家の礼拝堂(お墓&メディチ家の歴史が見れる展示物もある)とつながっている建物にあるオルガンを訪ねる。
サン・ロレンツォ教会である。
パイプ・オルガンというと何段もの鍵盤を持つ大きな楽器を連想してします。
しかし、イタリア・ルネサンス時代のオルガンは一段鍵盤がほとんどで、この聖堂内にある1502年に設置されたオルガンも一段鍵盤であった。
という事は、空気をパイプに送る道をあける鍵盤は仕様も簡素で、鍵盤事態が軽いのも納得。
「チェンバロよりも軽いですよ」という言葉を再認識。
ミサまでの少ない時間であったが、大きな感動を持って、隣の建物に移動、中にあるメディチ家のお墓や、血なまぐさい舞台となった聖具室を見せていただき、外に出る。
すると、玄関前に長い列が・・・・ここは有料の施設であったのだが、オルガン席から無料で入れていただいたようである。ラッキ~
次の教会に向かう途中に「ダンテの家」があった。
フィレンツェ在住のオルガン奏者さんは、本当だか不明・・・と言っていました。
つづく
小さな教会の小さなオルガンも、本来のオルガンの目的のためにあるというだけで素敵に感じますよね。毎日曜日にミサに使われていることも、すごいな・・・と感じます。ときどき、散歩していると、教会の中から音が聞こえてくることがあります。どうも誰か練習しているようです。
パイプオルガンって、すごく大きなものばかりと思っていました。
小さなものは鍵盤が軽くて反応も早いんですね。
めぎさん
教会は基本的に誰でも入れるようですし、オルガンを練習する方には、快くさせてくださるのが昔からの慣わしのようです。教会内の響きは素晴らしいところが多いですよね。
YAPさん
小さなものが多くあるのが、イタリアの特徴のようです。
動かせる、ピジティブオルガンもあります。