危険な戯れ…

ネコを飼っていると、大変なめにあう事がある。

今日はその話。

1年ほど前、連日のコンサート練習で疲れていたとき、帰宅して、メイを探すと私のベッドの布団の上で寝ていた。

可愛いので、なでなで・・・こちらも、少し遊びたくなったので、ちょっとちょっかいを出す。

すると、最初は眠いのに~とあまり乗り気ではなかったのに、乗ってきた。

指を甘噛みしだしたと思ったら、親指の付け根の肉付きの良い部分を、何を思ったか、がぶ~~~と。

う!!と思いながら、ばっと引っ込めるとさらに噛む時もあるので、ゆっくり「メイちゃん・・・痛い・・・」と言うと、口をあけて離した。

かまれた所をみると、皮をぶちっと破って少々深い噛み傷が一つ。

やばいかも・・・と思いながら、消毒をして寝る。次の日傷がふさがっていた。

大丈夫そうね・・・

でも、その後が大変でした。

傷の周りが、赤く腫れ、痛みも。

演奏するのも痛い。

本当にまずい・・・と感じたのは日曜の夜で、救急医療センターに電話しても、明日で大丈夫と言われ、

次の日外科に駆け込む(本当に痛かった)。

すると、ふさがった傷口を先のとがったピンセットみたいなものでこじ空け、中を消毒。

その間、破傷風の注射もされる。・・・看護婦さん2人に抑えられながら。こじあけの間は注射を感じないほど痛かった。

そして、化膿止めの抗生物質と胃薬をもらう。

毎日来るように言われる。

その頃は手の痛い部分はパンパンに腫れ、しかも、その腫れた部位が少しずつ移っていく。

毎日診察するお医者様も面白がっているぐらい。

強い薬で、胃がやられ、変えてもらいながら10日が経過。

ようやく、痛みが無くなった、と思ったら、腫れた部分が今度は順番に皮が剥けた。

すべて剥けると、ネコの毒(??)も終了。大変なめにあった。

皆さん気をつけてくださいね。

そのときの腫れた手です。普段はすら~とした指です…。


コメント

危険な戯れ… — 10件のコメント

  1. 自分は、猫を抱いた手で、目をこすって
    まっかっかになった事ありますね(w

  2. それは大変でしたね!なにしろ、指、ですもんね!!コンサートや録音と重ならなかったのでしょうか。治ってよかったですね。
    でも、それでもかわいいメイちゃん・・・なんでしょうね、やっぱり。

  3. うぉっ、痛そう。
    自分の場合は実家と弟の家に犬がいますが、その手の「事故」はほぼ皆無ですね。
    実家の犬は、おちょくるとムキになって噛みに来ますけど、小型犬なので (^^)。

  4. まぁ、そんな事故があったのですね~
    無事治って何よりでした。
    以前にジャズピアニストの国府弘子さんが、ノラのねこちゃんに噛まれて同じように指が腫れた話を読みました。(「ピアノ一丁 ヤマハ出版」)
    年に一度のレコーディングを2週間後に控えていたそうです(>_<)

  5. 大変でしたね。
    言葉通り「腕」で勝負をしている方なだけに、仕事にもひびいちゃいますね。
    可愛い猫にも「とげ」が隠れているんですね。

  6. Julieさん
    niceとコメントありがとうございます。
    人間以外と暮らしていると色々起こりますね~。アレルギーでしょうか?お気をつけ下さいね。

  7. めぎさん
    実は大変、長期にわたったプロジェクトの最終段階・・・つまり、練習が連日あって本番を前にした時でした。でも、プロなので、皆には隠してました。弾く最初は激痛がはしってましたが、ある程度するとその痛みになれ、痛みよりも練習に気がいっていたのかもしれません。終わって帰宅すると、娘に泣き言を言って慰めてもらったりして・・・。

  8. てふてふさん
    本当に痛かった・・・最悪、指切断か?・・・まで考えて生きた心地がしませんでしたが、今となっては笑い話です。

  9. スザンナさん
    ネコちゃんはばい菌を一杯持っているそうですね。お医者さんが、すぐこなきゃだめなんですよ、と言ってました。この後、じゃれるときにうまくかわせる様になりました。

  10. YAPさん
    そうそう、とげが隠れてます…。甘く見ちゃいけないなって反省。この時は、やっぱり私が悪かったと思ってます。その2ヵ月後ぐらいに知り合いのコントラバス奏者がやっぱり噛まれて大変でした。実はまだ後遺症があるようです。

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